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2005-08-31 抜取検査/「コンティニュー」/『改訂 郷土南足柄歴史をたずねて』/『もうひとつの東海道』 [長年日記]
_ 抜取検査
昨日借りてきた抜取検査の本を3冊ほど読んで、何を検討するべきかがだんだんわかってきたような気がしてきた。だけどまだすっきりしないのは、製品ロットの、或る検査による合格率が、ロット不良率に対して一義的な関数「であるべき」という理念。もちろんそれは理想的の場合であって、それがいかなる条件で成立するのかを明確にせねばならないのだと思う。
_ [栗山千明] 雑誌『コンティニュー』
『コンティニュー』という雑誌に、"ちぃ"が載っているというので購入。グラビアを見てなんだかもう、やたらとイトオシサがこみ上げてくるんである。思わず涙ぐみそうになったのは、いわゆる「感情失禁」という老化現象であろうか(この言葉は近頃読んでいる老人心理学の本で知った。しかし、失禁とはなあ。苦笑を禁じえない言葉だ)。
それはそうと、そろそろ『スクラップへブン』の前売りも買っておかねば。
_ [読書] 『改訂 郷土南足柄歴史をたずねて』/『もうひとつの東海道』
南足柄市教育委員会から『改訂 郷土南足柄歴史をたずねて』『もうひとつの東海道』という2冊の資料が届いた。前者は図書館で見ていた。巻末に地図がある。後者はH13年に東海道宿場制400年を記念して郷土記念館でひらかれた特別展の資料。ちょうどその年、私は品川歴史館の同趣旨のイベントでその前年に歩いた東海道の記録の一部を紹介していただいたのだったっけ。自分が生きているうちに自分の記録が博物館資料になるということの光栄は、放送大学で博物館学を修得した今でこそ大変名誉なことなのだとつくづく実感していたりする。まあタイミングが良かったと言うことなのだなあ。
奥州街道も遠くなってきたから、これに平行して、東京赤坂を基点として足柄を通る矢倉沢往還に出かけようと思っているのである。そして年末は京都から大阪に向う道へと思っている。それはまたしても長大な山陰道への幕開けであり、その旅の始まりは憧れのミンパク、国立民族学博物館への訪問で始めたいと思っているのである。