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2016-06-07 [長年日記]
_ 人の話をちゃんと聞かずに自分の都合の良いように聞き成そうとする人もいれば、逆にわざわざ悪くとって自分の感情を昂ぶらせていく人もいる。こういう人は、自覚があるかどうかは知れないが初めからけんか腰と言って良く、感情が縺れて失敗に終わるコミュニケーションを自己言及的に成就しようとしているとしか思われない。そして自分の吐く刺激的な言葉によっておのずからますます興奮していき、ついには自制できないところまで辿り着いてしまい感情失禁に陥ることさえある。そんなやり取りに付き合う理由があろうか?もしも言葉を使うことがいつもそんな失敗を引き起こすことになるのであるなら、それが言葉の持つ力なのだとしたら、「僕は耳と目を閉じ口をつぐんだ人間になろう」と、そう考えてしまうことに罪があろうか。いかに些事を無視してより崇高な人ばかりを手本として生きることが難しいことであるか。崇高な人間であればあるほど自己主張をしないから、そんな人がどこにいるのかわからないんだ。自己主張の声として聞こえてくるのは小人の無遠慮で無思慮な言葉ばかりだ。彼らの用いる言語が私に理解できなければ良いのに。おかげで幻嗅がとりわけ酷い。
_ [放送大学] 答え合わせ。
昨日Webで提出した放送大学の通信課題だが、Webで回答すると即時正誤を確かめることができる。社会学入門は10問全部正解できた。ラテン語は30問中2つ間違えた。一つはater(暗い)の男性奪格単数は何か、もう一つは"A pueri amico puella amatur."の訳は何か。後者は誰が誰に、を格と単語の位置から判断するのがラテン語の難しいところだと感じた。まあ放送授業3コマしか聞かずに買ったばかりで引き方もろくにわからない羅和辞典を使って解いたことを考慮すれば満足すべき出来だと思うことにした。本番は全部暗記が必要なんだろうか?これは無理っぽい。せめて辞書持込みが可能でないと…