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2016-06-14 [長年日記]
_ 「とりかへばや物語」、続き。
通勤の時には当日のと過去の新聞─要するに古新聞だが─を何部か携えていくのでカバンはすこぶる重い。帰省する時も空き時間に読もうと思って古新聞持って札幌に行くんである。が、今日は朝刊1部と夕刊4部くらいしか持っておらず、全て目を通してしまったので、ビギナーズ・クラシックの「とりかへばや物語」を読む時間が少しできた。物語はだいぶ進んできて、wikipediaにも「「変態的」という評価の一因」と書かれているクライマックスにたどり着いた。男装のヒロインがひょんなことから宰相の中将(もちろん男性)と通じてしまう。実にこれが古代日本の作品とは思えないほどに腐っている(←賛辞です、念のため)。読んでて良かった。この際氷室冴子の「ざ・ちぇんじ」も読んどこうかな。帰宅したらだいぶ悪い状態の「ハイト・リポート」の上巻が届いていた。まあ廉価な古書で買ったので当然なのだが、どうしようかな。せっかくだからもう少し状態のいいのを入手すべきだろうか…。