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2010-12-15 [長年日記]
_ 今朝方も何か夢を見た気がするが思い出せない。夢を記録するためにツバメノート縦書きを買おうと思ったのだが、ハンズにも有隣堂にも置いていない。ネットで入手する他なさそうだな。こうやって実店舗というものがどんどん縮小されていくのが今世紀の商業…。
_ 会社帰りに歯医者に寄ってからトレーニング。クリーニングは上の歯と下の歯と日を分けて実施することに。確かに、同時にやるのには耐えられそうもない。タバコを止めたしワインも飲まないのだが、珈琲を大量に飲むしカレーも大好きなので、やはりステインが付くのはやむを得ないのだと。"お家でホワイトニング"というパンフレットが受付においてあったので手に取ってみたが、「やっている最中は珈琲もワインも一切とれない」ということなので、選択肢からは完全に外れた。トレーニングでは久し振りにトレッドミルで軽く流して、あとは筋トレ。15分掛ける8km/h。多分もう治療よりも鍛える方が膝痛には効果的な状態になっているのだろう。帰宅後ロールケーキをぺろっと平らげてしまったのはちょっと問題であるかもしれない。
_ [新聞を読んで] 12/15、日経。
社会面。藻類から石油(とほぼ同じ成分)が採れる!50円/L。オーランチオキトリウムなる沖縄の海で見つかった藻類だそうで。これは是非上手く行ってもらいたいもんだなあと思う。一方その頃石油メジャー諸国はゴルゴ13に仕事の依頼を。。。
経済教室、一橋大・有吉教授「揺らぐユーロ」。「債務問題が悩ましいのは、悲観的な予想が本当に破綻を引き起こしてしまう、という自己実現的な点である。(引用)」自己実現と言う言葉をこんな嫌なニュアンスで使ってるのを見たのはじめてかも。
やさしい経済学、金融契約の歴史に学ぶ(3)名古屋市立大・横山准教授、江戸期の政策を語る。「首都大学東京の脇田成教授は、こうした政策の枠組みは名目賃金所得が固定的なケインズ的な金融政策であると指摘している(引用)」"名目賃金所得"とは、商品価格の増減の効果によって価値が変動することを考慮しない額面通りの所得ということ。"実質賃金"に対する言葉。筆者のゼミの昨年度の学生の卒業研究に触れている。19C前半の貨幣改鋳政策が武士の実質所得引き上げに寄与したか?結論としてはそういう効果は観察できないとのこと。江戸期の情報を使った統計分析を実施と書いてあるので興味が湧いた。こういう統計は母数もそう大きいとは思われないし、ランダムサンプリングなども破綻していると思われるのが引っかかっている。卒論に戻ると、幕府の政策よりも金貸しに依存する方が当時の侍には現実的であり、その卒論をに取り組んだ学生・服部恵さんはそんな武士を「マネーサムライ」と呼んだのだった。