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2018-07-17 [長年日記]
_ [熊野街道][街道] 『熊野古道大辺路調査報告書 田辺市から新宮市まで』紀南文化財研究会・熊野歴史研究会監修・編集、大辺路再生実行委員会製作発行、2008/3/31刊
というわけで時間を見つけて大辺路の参考書をネットで探していた。『大辺路調査報告書』というのがあるようだ。図書館で借りれるかと思って調べたが、大学のOPACで調べると東博、つまり東京国立博物館に所蔵しているのしか見つからない。鶴見大学にも無いのか…もう行く時間はないな…と思って、さらに画像検索をしてみたら、お、これは見覚えのある表紙。おそらく、私はこの本を持っている。そして、きっと地元、おそらくは田辺か紀伊勝浦あたりで入手したのだ。そう思って、帰宅して暑い魔窟を掘り起こす。いろいろなものが発掘される。内蔵用の3.0TBのHDD、R本、言えない本、ディラックの量子力学…そして、ついに見つかった。なんだ、棚に縦に差してあって気付かなかったんじゃ無いか。奥付のページに、汚い走り書きで「¥2000、091227、紀伊田辺駅前観光案内所で」と書いてある。2008年に500冊しか刷られなかったこの本を買っておいたことは本当にラッキーだったのだろう。ともかくこれで路の確定がさらに進むわけ。ついでに、ニコンのデジカメとバッテリーと充電機も出てきたので、ちょっと重たいけど今回は多少良い写真撮ってくる気になっている。うちの魔窟には何でもある。ただすぐにはアクセスできないために、何もないのとあまり変わらない状況になっているのだ。最近の日経で、シェア経済に関する記事を読んで”人は所有したいのじゃなくてサービスが欲しいのだ。ドリルが欲しいのではなくて穴を掘りたいのだ”とかいった名言を目にした。そう。ときとして所有していてもサービスにあずかれないこともあるのである。反省はともかく、金曜夜までに準備を続けよう。つづく。
_ [音楽][特撮] ルパパトのCD。
というわけで、道の確定を続けつつ、こないだ入手した”ルパパト”のCD聴いてるんだが、なるほどすごいなこの楽曲。「ルパンレンジャーvsパトレンジャー」というのがOPなんだけど、これは実は男声の「ルパンレンジャー、ダイヤルを回せ」という曲と女声の「Chase You Up!パトレンジャー」をほぼ同時に歌うことで完成される曲なのだ。それぞれが独立した曲なので、ソロで歌っても違和感無いのが凄い。これはフーガの技法なのでは…違ったかなあ。この分野のヲタクの男女のカラオケで歌いあげるとさぞ盛り上がることだろう。作詞は預言者こと藤林聖子。作曲高木洋。藤林さんの歌詞はもちろんそうなのだけど、この曲の構成自体がルパパトという作品(←子供番組を『作品』って言っちゃう私!)の世界観を見事に表わしている。こんなに音楽性の高い戦隊ヒーローのテーマソングがあっただろうか!?何回も聞いて一人でどっちのパートも完ぺきに歌えるようになりたい。インストの「快盗戦隊ルパンレンジャーのテーマ」と「警察戦隊パトレンジャーのテーマ」も聴かせる。こんなスタイリッシュなジャズを日曜朝の子供番組に使うなんて!!夜更けにアイリッシュ・ウィスキーのロック舐めながら聴きたいよ。もうすぐ寝るのにこんなに興奮してたら睡眠中にメラトニンが分泌されなくて老化が進んで困っちゃう。