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2010-10-11 今日も遠征してきた。 [長年日記]
_ 「歴史の道をゆく」の続きを借りに、そして昨日借りたのを返しに、また台東区中央図書館に行った。入谷駅の二番出口を出ると帽子屋が目にとまり、デニム地でできたキャップ1000円を購入。ジャケットもパンツもデニムだったのでデニム男になった。CDも返してまた別のを借りてきた。チベットの宗教音楽、テリー・ライリーとクロノス・カルテットの「アダムのためのレクイエム」、山田耕筰の歌劇「黒船」。昨日のラインナップよりは少し脈絡があるかな?山田耕筰の歌劇は下田が舞台で唐人お吉を扱ったものらしい。
_ 今日の画像は全部携帯のカメラで撮った。天気が良かったせいか結構良い映りに見える。
_ 帰宅してラジオをつけたらカーラ・ボノフの「庭のバラ」がかかってびっくりした。丁度昨日借りてきたCDに収録されていた曲だったから。ラジオでカーラ・ボノフがかかることなんてそう多くは無いだろう。これをシンクロニシティと言わずしてなんと言おうか。
_ 夕食を摂ってから借りてきた「歴史の道をゆく」を視聴。碓氷峠越えと鳥居峠越え。私が歩いた時の話。碓氷峠の入口に着いたのは午後の4時。車道と別れて山道に入るのにこんな時間で大丈夫かと思いながら急ぎ越えて、長野側に出たときにとっぷりと日が暮れた。当日宿もとっておらず、電車で小諸に出てホテルに泊まった。鳥居峠は熊が出るらしく、クマよけの鐘がところどころにおいてあったのを覚えている。木曽路に入って最初の峠。どちらの映像を見ても、断片的にしか思い出せない。山道だとどこの街道であっても見た目はあまり違いが無いようにも見える。それはまた、旧街道を歩いているという満足感や安心感、遥か昔への憧憬などを想起させる共通の風景でもある。
こうしてこれまでの旧街道歩きを振り返ってみると、一番難儀したのが短い下田街道天城越えの道であったことが面白い。他の街道に比べて現代の人通りが少ないことが第一の理由なのだろう。道もまた生きもののようだ。人が歩いてこそ生き残るが、交通が激しくなれば昔の風情を失ってしまうのだ。
_ まる得マガジン、今日は骨盤のエクササイズ。松本明子がやっているというのがちょうどいい感じがあっていい。美人過ぎず、スリム過ぎず、体柔軟過ぎず。この人がやって効果あるのなら自分もやってみようかな、と思わせるのがNHKのシナリオだ。趣味悠々シリーズなんかもそういう配役が多いように思われる。骨盤のエクササイズにはヨガの猫のポーズを用いていた。私もジムでストレッチするときにはよくやってる。犬のポーズというのもある。うちの猫は猫のポーズも犬のポーズも良くやってる。膝をついた四つん這いでやるのが猫のポーズで、腰を境にして上半身と下半身を折るようにやるのが犬のポーズ。