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2013-06-02 [長年日記]
_ このタイプのルーズリーフが欲しいんだが。
_ どうやら生産していないようだ。しかも俺がほしいのはA5サイズ。これはちょっと自作するしかないようだ。それはできないことではない。なぜならばルーズリーフ用のパンチ器を持っているから。ただ、手間がかかる。そこが問題なのだ。なぜこんないいものがなくなってしまったのか。そういう俺だってもう何年も前に買ったっきりだからなあ。でもどうしてもクリアフォルダでは嫌なんだよ。やはり簡単な折り紙をやって自作するというのがいいように思われる。たぶん何十枚も必要とはしていないのだから。解せんことは解せんが。
実は何年も前から持ち歩く手帳はコクヨの野帳セーY3だし会社のスケジュール帳はA5ルーズリーフに差し替えのカレンダーを使い続けている。だが所詮はマイノリティなので(セーY3はマイナーな商品ではないだろうが、これを会社で使う者がマイノリティなのである。A5バインダーも愛用者は多いだろうが、これをスケジュールノートに使っている者がマイノリティなのである。もっともこちらは毎年毎年度カレンダーが出ているから前者ほどではないと思う)、いかんせんコンテンツが足りない。たとえばセーY3を持って街道歩きに出ているとつい石碑を見つけて元号を西暦に直したくなるじゃないか。そんな便利な換算表はセーY3様には売っているわけがないから自作して貼り付ける。見開き一か月のガントチャートを書きたいのに線が自分の弾きたい方向に引けないルーズリーフしかなければ、やはり自作するしかない。そういうわけだから今俺のセーY3とA4ルーズリーフノートはものすごくカスタマイズされてしまっている。きっと子供の時にサンスタースパイ手帳を買ってもらったのに、水に溶ける紙やら秘密のサインのシールなんかがなくなるのを惜しんで存分に遊びきらないうちにどこかにやってしまったことがトラウマになっているのだ。だが悲観せずに長生きしていてよかった。ガキオヤジになった今、それらは心行くまで自作することができるのである。しかもそんなの持って藪だの木の根道だのトンネルの上だの廃道だのを歩いて、GPSで場所を確かめて場合によっては仲間と通信しあったり、熊と(脳内で)戦ったり。これでは完全にスパイごっこの世界ではないか。なんかこれまでやってきたことが全然高尚な趣味ではないことを確認してちょっと苦笑いしているところ。
_ 昼前に実家の人々(親のことだ)からいろいろ食品が届く。釧路に行ってきたとのことで海産物がたくさん。別途取り寄せたカレイの干物などもあってちまちま食べていこうと。なんとなく玄米食も復活しつつあることだしな。でも今日の昼飯は鶴見川の土手でサンドウィッチにしようと思うの。
_ そんなわけで電球一個買いに出て3時間余り回ってきてしまった。出たついでに猫の額(うちの庭)の山椒の実と家の裏手に生えてるドクダミを収穫して家に入った。今日はドクダミのお風呂。梅雨時の湿気の陰気を打ち払ってくれるかのように大量に生えてくれるドクダミには愛着を感じる。入浴中はかなり香ばしい香りに包まれるがその匂いは体には残らないようだ。
_ 今日覚えた言葉。
スクロータム。意味は言えない。この辺を今現在ウィキペディアで調べると実写真付きで懇切丁寧に記述されていてビビる。ちなみにEn:Wikipediaだと"dual-chambered protuberance of skin and muscle, containing the testicles and divided by a septum..."とある。さすがの俺も古文変換はできない。目下の問題は、どうやってこの単語を記憶に固定させようかということだ。森鴎外ならば「語源を覚えれば簡単さ」と言うところだろうが、あいにく俺はラテン語がほぼ全く分からないのだ。こういう時はやはりごろ合わせが良かろう。スクロータム、スクロータマ、すくむタマ…いまいちでしかも下品だな。でもまあそういう意味だ、諸君のみなさん。こんなこと書いた以上は、そのうちスクロータムを検索してこの日記にたどり着いてしまう哀れな医者の卵さんたちがあらわれると思われ、ちょっと申し訳ない気分になる。
_ …、と、今この日記を見返して気づいたのだが、小机城跡の画像になんだか白いハレーション状のノイズが入っている。噂にはあながち根拠がないわけでもないということかもしれない。