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2013-06-01 [長年日記]
_ 土曜日になった。鼻血は出てない。
_ 英会話に行ったら、先生が「我明日高尾山にのぼらむ。かの山如何ならむ」とたずねてきた(読んでわかる通り英語で言ったのだ)。「良き山なり。登るによし、登りて団子食むまたよけれ。ケイブルなどあるも山口の駅より徒歩にて上るにしくはなし」とか答えたら楽しそうにしていたので「ただ一つ心せよ。山頂には物の怪ありて大きなる面剥き出しねめつけるなり」と脅してやった。先生は天狗を見たことはあるんだろうか。来週聞いてみよう。そのためにはちょっと天狗のことをおさらいしておかねば。ウィキペディアから要点をつまんでくるとこういうことになる:
天狗はもともと中国ではアンラッキーの象徴であったところのコメットのことを意味していた。その話が日本にインポートされたころ、日本の山にはトレーニングに励むモンクが存在し、高尾山はその有名なトレーニング場の一つであった。アンラッキースターであるコメットはなぜか日本に伝わるとコンフューズして彼らマウンテン・モンク(←作った)の服装をしたフェアリーであるとみなされたのである。誰もいない山で大木が倒れることがあるが、それは天狗の仕業である。あなたはその顔をビーフジャーキーのラベルで見たことがきっとあるでしょう。もしかするとローカルなスパのある街の小さな劇場でそれを目にする機会があるかもしれません。長い鼻はモンクのトレーニングの邪魔になるファリック・シンボルを意味するのである。来週のレッスンではこれを英語に直さねばならない。英会話を続けるのもなかなか大変なことだ。