RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2006-11-01 [長年日記]
_ 放送大学に加えて、別の試験が
部長命令で、とある管理者資格の受験をすることとなった。覚えることが沢山あるようだ。
放送大学で試験は半年ごとに受けているわけで、受験勉強には慣れていると言えなくも無い。
が、ちょっと今回のそれは落ちるとマズイような風情で。講習会も4日間ほどある。こちらは1月。
放送大学、ラジオ授業の一部がネット配信されている。テレビもそのうちやるようになるんだろうな。中世日本の物語と絵画、2回ほど留守録に失敗してしまっている。明日休みだし、久々に学習センターに行くかな。
2006-11-03 [長年日記]
_ よしなしごと。
庭のサフランは収率100%目指してどんどん開花している。花が開くとすぐにオレンジの雌蕊を摘んでしまうから、ちょっと間の抜けた感じになってはいるが。。。
_ 東映チャンネルを視聴しているのだが、放映している番組をリアルタイムで見るのは無理なので、留守録した仮面ライダー龍騎が溜まっている。一気に見ると面白い。ライダーのバトルロワイヤル。
_ ぬか漬けは順調で毎日飯が楽しい。魚卵も漬けたいし魚も漬けたいが容器が小さいので余り沢山つけることができない。
_ そこで!
_ 子持シシャモを漬けてみました(笑)。連休最終日くらいには食べ始めることができるだろう。どんな味になることやら。
_ 「ギリシャ哲学」の参考に、「ソクラテスの弁明・クリトン」(岩波文庫)を読んでいる。ソクラテスは相当変人だ。しかしこういう変人は史記なんか読むと山ほど出てくるのではないかとも思えるし、名僧列伝なんかにでてくる坊さん達もほとんど変人だし。変人といえばわたしもそう思われている節がある。せめてダンディと呼ばれたいもんだ。
2006-11-04 [長年日記]
_ [矢倉沢往還] 関本より足柄峠…の手前まで。
たかだか20kmの道程だからと、遅めの出発。10時ちょっと過ぎに大雄山駅に到着。清左衛門地獄池に寄って、承久の変で上皇側について負けて殺された藤原範茂の墓など見てから峠をめざしたものの、微妙に上り坂だったことと、ここしばらく歩いていなかったこともあって、地蔵堂に着くと16:00近かった。距離的には行けるかとも思ったが、少し歩くと古道への入口の標示。どう見ても藪の中を歩くことになる。GPSで日没の時刻を調べると16:50頃。曇りなのでその頃にはもうかなり暗くなるはずで、峠に着いたとしてもその後御殿場線足柄駅までの道程もまた細い山道と思われたため、地蔵堂に引き返してバスで関本へもどる。まあ、夕日の滝なんかも見れたから良いか。夕日照ってなかったけど。というわけで次回こそ、峠越え。
2006-11-07 [長年日記]
2006-11-08 [長年日記]
_ 風邪の予感。
風邪の予感がした。妙な疲労感がある。
そこで常夜鍋。ほうれん草と豚肉を醤油ポン酢で食べて、仕上げはうどん。久し振りに八海山飲む。飲みやすい酒なんだな。
アネモネとフリージアの芽が出始めた。
2006-11-09 [長年日記]
_ 風邪の治療。
病院に行ったわけじゃなくて、会社でハーブティをがぶがぶ飲んだと言うだけのこと。小水の匂いがキツイ。
ラベンダーが増えていきそうなので、花が咲いたらラベンダーオイルでも採れないものかとネットで調べてみた。水蒸気蒸留抽出法というので抽出するらしい。12万くらいで機械を売っているが、もしかしたら理化学器具を揃えて自作した方がいいのかも。溶剤抽出できるならその方が簡単そうなんだが。エタノールで抽出できないかな…。そういうことを考えるには、まずラベンダーオイルの性質を調べる必要がある。溶剤や水とどう分けるのか、密度差か沸点差か…とかね。
2006-11-10 [長年日記]
_ 飛び出すな坊や。
出張先の会議すんなり終わって帰宅。
TVつけたら「かきこみTV」をやっている。飛び出し注意の子供形の標示のことを「飛び出すな坊や」と呼んでいる。わたしは5年以上前から個人的に「飛び出せボンズ」と呼んでいたが、みうらじゅんが「飛び出すな坊や」と呼んでしまったからにはもうこの呼び方が定着してしまうしかないだろう。残念なことだがしかたがない。
2006-11-12 [長年日記]
_ [食べ物・飲み物] シチュー作った。
仮面ライダーカブト見つつ朝食。またしても玄米茶漬け。
なんとなく三国志IXをだらだらやりつづける。以前は飲酒しつつやっていたりしたが、素面。
そろそろ庭のサフランでブイヤベースを作ってもいいかなと思ったが、ムール貝が入手できないのでクリームシチューをつくる。庭のローレル活用。玉葱をペーストにして炒めて下ごしらえとしてみた。以前の学習により今回はローズマリーを最初から入れたせいか、なかなかの味わい。小麦粉を使わないからクリームシチューがクリーム状にならないけど、まあいいや。大人だから。こういうのをスープカレーに習ってスープシチューと呼んでみたらどうだろう。なんか変かな?でもカレーシチューなんていうのもわけわからないしな。
夜、さらに三国志を続ける。もうすぐ全国統一と言うところでバグが出て強制終了。
シチューが無ければ情けない一日になるところだった。料理っていいな。翌日の朝もシチュー。多分晩もシチュー。
2006-11-13 [長年日記]
_ [漫画・アニメ] 「COLORS」と「ゴースト・ソング」
最近のアニメで良いと思うのは「コードギアス叛逆のルルーシュ」で、監督とキャラが大好きな「ガン×ソード」と同じスタフで気に入っている。日本がアメリカに占領されて国名も理想も奪われた…という設定は実に挑発的な”竹田節”。でもそういうのを踏まえつつも谷口監督がサワヤカに作ってくれているのがとても良いのです。作品の”白い”側のイメージを決定付けているのはFLOWの主題歌で、「エウレカ」の「DAYS」よりさらに調子が高い。カラオケで声がひっくり返ること必至。でも歌うもんね。で、”黒い”側のイメージはエンディングのアリ・プロジェクト、と言っちゃ遺憾のだろうか。
そんなわけで主題歌「COLORS」のシングル買ってきた。二度ばかり歌ってみたら確かにひっくり返えった。深読みすると「COLORS」というのは有色人種日本人に懸けているのであろうか、などと思いついたが。
2006-11-14 [長年日記]
_ 腰めっちゃ痛くなって病院行き。
腰痛は3週間ほど前からあったが、この日仕事中にどうにもたまらなく痛くなる。こういう痛みをこらえていると、ヘンなハイになってしまうので早めに退社して家の近所の整形外科へ。
レントゲン撮るとちょっと歪んでいる程度だがまあこれでも腰痛は出るでしょう、なんか言われてホットパックで15分ほど暖めた後に"エディット"とかいう器具で責められた。「何を編集するのですか」と聞くと「エレクトリックなんとかの略称です」と言われた。関西人ならここでノリツッコミするところだろうな。治療受けながら機械を観察していると、EDiTというのは"Electronic Differencial Therapy"の略であることがわかった。腰に電気を低周波パルス的に流して肉の深部をマッサージすると言うことらしいが、特に効いた気もしない。消炎鎮痛剤と筋弛緩剤と胃薬と湿布をもらって帰ってきた。一番効いてるのは湿布のよう。腰で病院に掛かるなんて、とうとう大人の仲間入りだ。「ああ、腰が痛い」なんてひとりごちて見る。なんて大人びた台詞なのだ。
2006-11-15 [長年日記]
_ 図書館いく/ブイヤベース憲章
定時日で早帰り。図書館に行って空間データ分析の本借りる。
-----------------------------------------
庭のサフランは本当に収率100%という感じで、今2,3の花が残っているくらい。葉が枯れるまで球根を掘り起こさないでおけば来年の収穫は今年の3割以上になることだろう。
で、ブイヤベース。本場マルセイユには「ブイヤベース憲章」なるものがあって、貝や海老は入れず、地中海産のサカナを4種は使い、スープも種類の決まった小魚で取るのだそうだ。
本場モノはいずれ本場で食べることにして(いつだよ \('_’)←自分ツッコミ)、とにかくムール貝は外せまいと思っている。できればオマール海老も…ちょっと贅沢かな。
ムール貝というのは北海道ではヒル貝と呼んでいたものと同種だろう。海水浴のときにこれを取って現地でつくる味噌汁は大変旨かった。というわけで、ヒル貝や毛蟹を入れると北海道風、ということになろうか。味噌で作ると浜鍋というものになるらしい。
2006-11-17 [長年日記]
_ 健康診断。
体重増える。BMIはまだ標準だが、理想体重より6kg多い。最近飯が旨くて腰が痛いからな。つまり食欲があるけどシェイプアップができない。注射は年々怖く感じるようになっている。
2006-11-18 [長年日記]
_ 旅支度。
週末、この寒いのに陸奥・岩手に旅立とうとしている。2泊3日の予定で2泊目は鉛温泉。花巻駅の近くかと思ってたら結構山奥。渓谷沿いの部屋が取れたみたい。
地図に名所旧跡を書き込んで道の確定をする。冬は日暮れが早いのだが、日暮れて1時間ほど歩かねばならないところも結構ある。さてどうなることやら。
今回道連れがいる、というのもいつもと勝手の違うところで、若干の不安が。
2006-11-19 [長年日記]
_ 久し振りの学習センター。
後期になって初めてセンター行った。いつのまにかセンターの向いの空き地に建物ができている。
腰痛を押して2コマ受講。通信課題に関係した回だけチェックした。聴講してないのがあと3コマほど。カラー図版を参考として手元においておきたい気もする。一遍上人絵巻とか。
帰宅して辛いラムカレー。入れようと思っていたデミグラスソースは何年前に買った缶づめだったのだろう、すっかり変質していてびっくりした。已む無くターメリックで色づけ。ナンプラーも切らしていたのでコンソメで味付け。ちょっと苦くなった。
2006-11-21 夢の話 [長年日記]
_ 週末の歩き旅を控えて見た夢は、旅先から実家の母と、そして父の働いている職場を順に訪問する夢だった。
夢の中の父も母も壮年の頃であったろう。心的なイメージの父母は大抵壮年期である。母とは盛り土をした墓地を訪ねる。これは彼らの墓であり、弟の骨折りで入手した土地だった。登る道が雨で崩れかかっている。
2年ほど前に実際に弟に、親の墓のことを考えているか、と責められて少々いさかいを起したことがある。親が死んだときのこと-葬儀や埋葬-はいつも心に引っかかっている。古墳のような大きな墓を用意してやれたらいいのに。そういえば史跡めぐりで古墳を訪ねるときにそんなことを思ったりしているかもしれない。
次に訪ねた父の職場には旧知の父の同僚がいた。事務所の玄関には私宛の郵便が丁度届いていた。これはわたしが旅先からここに、何かの理由で届けたものだ。旅先で入手した書物などを旅先から自宅宛てに送って身軽に旅を続けることは実際にあることだが、その荷物がまた旅先で手元に戻ると言うこの夢は、期待した身軽さを実現し損ねたという意味だ。
さらに父の職場では懐かしい人にであう。この人は私が入社した頃に同じ職場にいた先輩で、アカデミックな仕事の仕方をしているのが最初は憧れだったが次第に浮世離れしたところが正直あまり気に入らなくなってしまった。最近業務発明で表彰を受けた彼の顔を久し振りに見て、何年かに一度でもこんな風にインパクトの有る仕事をするタイプの人なのだとある種の感動を受けたのだったが、その人にも雑誌が届いていた。「応用物理」(職場には応用物理学会の会員が多い)だと思って良く見ると「生物物理」という雑誌だった。
大学(放送大学の前に在籍していた大学)の志望を決めたときに決定的だったのはシュレディンガーの「生命とは何か」だった。講座で扱っていたのも生体高分子が多く、それゆえ「生物物理」という分野は私にとってはアカデミズムの象徴だと思う。最近は空間点分布に興味を持っているが、これも生態系と関連が深い。
「近頃の生物物理はどうですか」とその先輩に尋ねてみた。その質問は幾分挑発的であり、入社当初の私はこんな態度で先輩に接することが多かった。先輩は「最近は○○だよ」とアルファベット3文字の略称を口にする。生物の適応戦略に関する概念のようだった。私はこれに関連した放送大学の授業をとりたいと思っている。先輩はこういうところにも食指を伸ばしている。さすがだな、と思った。このもの静かな先輩は終始私に穏やかに接しているのだが、彼が夢に現われた意図は明らかだった。先輩は「キミは一体何をしているの。現世の利益にとらわれて本質を追いかけていないのじゃないの?」と私を糾弾するためにあらわれたのだった。それで午前3時に目がさめてしまい、しばらくあれこれと考え込んでしまったのだった。
2006-11-26 [長年日記]
_ よしなしごと。
朝食食べて二度寝。遅くなってから神保町へ。入手してなかった岩手・土沢の1/25000地図とGISの本を購入。漫画も4冊。ロシア語辞書と入門書も購入。ロシア語は、Origaの歌う『降格機動隊』のオープニングをカラオケで歌うためだけに勉強する。
神田伯剌西爾で珈琲のみかつ豆購入。相変わらずの味だ。はじめてきてからもう20年近くなる。
2006-11-29 [長年日記]
_ 珍しく余り寝てない日。
通信課題をやっててしかも今日は朝早くから会議で、3時間くらいしか寝てない。こういう日は久し振り。
通信課題は「中世日本の物語と絵画」の論述問題を一つ。「…を論ぜよ」とかなんとか書いてあるわけだが、どのくらい自由に論じても良いのかという常識的なことが理解できなく、うろたえてしまう。
2006-11-30 [長年日記]
_ 通信課題なんとか終了。しかし戦いは続く。
朝、論述問題の文字数を激しく間違っていることにきづいて、追記する。あへっ!
「中世日本の物語と絵画」の問題、なんとか終わらせて出社。電車の中で「ギリシャ哲学」のテキスト読む。番組あまり聴講してないのがヤバい。プラトンの論理は複雑で、(ああ、世界は豊か過ぎるなあ…)なんて溜息つくこと数度。
早めに帰宅。帰路、本屋によって一応「パイドーン」とか「国家」とか入手はしておいたけど、読むのは試験終わってからになるかも知れない。
「ギリシャ哲学」の問題を解いて夜中となる。メール便とか速達(我が家のそばには深夜営業してる郵便局があってそれはそれなりに便利なのだが)では明日中に届く可能性が著しく低くなってしまった。時間はかかったがそれなりに頑張れたと思うので、期限切れで試験が受けられないのは悔しいことだ。。。
で、今ビール飲んでくつろいでます。けど私の戦いはまだ終わってない。明日、幕張に直接課題を届けることにしたのであった。こんなの初めてだなあ。年々余裕がなくなってくるが、これ以上のぎりぎり状態はもうありえない。まあ学生の本分を忘れかけてたのでいい刺激にはなったんじゃあないの?