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けいりう堂日記

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2014-01-01 [長年日記]

_ 帰省三日目。あけましておめでたし。

年始の挨拶行ったりなんか食べたり「ターミネーター」の特典映像見たりなんか食べたり甥の人たちと一緒にウルトラマンのDVD見たりなんか食べたり。

それにしても朝から甘いもので朝食にしてる奴らの気がしれない。もっと雑煮の餅食えよ。


2014-01-02 [長年日記]

_ 帰省四日目。帰る日。 朝またしても雪かき。内地では使わない筋肉を使うので結構参って2階でごろごろしてたら階下で、俺の雪かきの有様を見てた父が母に、あやつは体ができてない的なことをどうやら言っていたようだった。被害妄想でそう聞こえたのかもしれんがまあ言わせておいてやるさと思いつつ実家に持ってった「地球爆破作戦」(冷戦時のアメリカの巨大防衛システムがソ連のそれとリンクして人類を支配下に置いてしまうというもので、昨日まで見てた『ターミネーター』と同じく技術的特異点をテーマにした作品。ストーリー的にはこちらの方が巧みな感じがするが何しろ1970年なのでいろいろと仕方がない部分がある)見たり、なんか食べたり、実家に持ってった代々木忠の「快楽の奥義 アルティメットエクスタシー」読んだり、なんか食べたり、ご近所に御挨拶したり、なんか食べたり、持って行った中野美代子先生の「ザナドゥ―への道」を読んだり、なんか食べたり。母と弟と甥の人に見送られて列車に乗ったら、千歳空港で弟の人から電話。甥の人の一人が俺がいなくなったのが急に寂しくなって電話したんだと。実際に一緒にいた間中ずっと憎まれ口ばかりたたいてた癖しやがってなんてあざとい奴なんだ。思うにお前の頭の中には実際の俺とはちょっと違う理想化された「横浜の伯父ちゃん」と言う人がいるのに違いない。次からはちゃんと俺を「おヒゲのアニキ」と呼ぶようにな。吹雪の予報に反して順調に帰宅。JALの客室乗務員の佐藤さんがものすごく綺麗で捗った。まだ喉いてえ。


2014-01-03 [長年日記]

_ 日付変わった。帰宅したら森山塔の「ペギミンH」と河あきらの「故国(ふるさと)の歌は聞こえない」が届いてた。もちろん俺が帰省する前に注文しておいたのだ。前者は後に山本直樹として多くの名作をものする作者のエロ漫画。たぶんまだ読んだこと無いと思う。唐突に読みたくなった。後者は中学の頃に別冊マーガレットに連載してて結構人気を博したのだが、あのころの俺はさすがに初心だったのでクラスメートの女子に「俺も河あきら好きだから別マ貸して」とは言えなかったのだ。初心だったというよりも、男のくせに少女マンガ好きな変態と思われるのを恐れていたのだろうと思う。それで思い出したが、同じ作者の「木枯らし泣いた朝」をたまたま読んで、どうしても欲しくなってある日マーガレットコミックスのそれを買った時には、まるで自分が女装してしまったような倒錯的な興奮を覚えたような記憶がある。カバー外すとマーガレットコミックスって書いてあるだけなのに、それがなんだか明らかに女性向けの本であることを誇示したデザインのように思えて、そんなものを所持していることはこっそり女物の下着をつけてるような感じに等しかった。幸いにしてそっちの方面にはそれ以上変態をこじらせることがなかったのは、その後とても男らしいこまわり君や春助君に出会うことができたせいだろうと思う。それはそれで別の変態性に向かわせることとなってしまったのではあるがそれも笑い話だ。笑えんか。

_ 夕刻よりさらにのど付近の調子が悪化中。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [同じく喉痛くてハスキーボイス。 久々にかぜひいたよ〜]


2014-01-04 [長年日記]

_ [映画] 「プロデューサーズ」

まだ喉痛い。夜中はだいぶ咳が出た。あったかくして「プロデューサーズ」見た。メル・ブルックス製作・脚本・歌詞。1968年のメル・ブルックス監督の映画版と2001年のブロードウェイ版とを下敷きとしている。メル・ブルックス自身は最後の最後に一言歌ってるだけなのだが、全編通じて「ああ、メル・ブルックスだなー」と思えてとても良かった。ナチス批判も、ゲイを小ばかにするのも。正月に相応しいものを見た。身長181cmのユマ・サーマンがグレタ・ガルボを思わせるような飛び切りの良い女で、劇中でもガルボ同様のスウェーデン女性を演じている。ユマ自身もまた母方の祖母がスウェーデン人(祖父はドイツ人)。こんなにいい女だったか。「キル・ビル」だけ見ててもわからないよなあ、これは。でもそう思ってキル・ビル見直すといろいろ捗るかもしれない。そういえばキル・ビル2まだ見てない。
 特典映像のNGシーン集もすごかった。ネイサン・レイン(プロデューサー・マックス役)がマシュー・プロデリックと顔を見合すとすぐ笑う。メル・ブルックスの脚本がおかしすぎていけないんだと思う。きっと他のメル・ブルックス作品でも同じようなNGシーンが山ほどあるに違いない。


2014-01-05 [長年日記]

_ 久しぶりの「キョウリュウジャー」&「鎧武」&大河。


2014-01-06 [長年日記]

_ 仕事始め。結構つらい。


2014-01-07 [長年日記]

_ 年明け2日目。気分乗らずずっと関数フィッティングばかりやってる。t分布が思ったよりも簡単な関数形だったことに気づいてちょっと捗ったかも。いろいろ調べてるうちに、アニェージの曲線(とある勘違いでアニェージの魔女、とよばれていることもある)がコーシー分布と同じだとかいろいろわかってしまった。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [風邪良くなりましたか?私は耳鼻科に行ってきて薬もらったらだいぶ良くなりました。激やせしちゃったけどね]


2014-01-12 [長年日記]

_ 「プロデューサーズ」のオーディオコメンタリー見てるうちに思いついた。ナチスの暴虐はある種ここまでのコメディを創るほどに人口に膾炙して十分に吟味されたのである。日本がドイツほどには世界に対して謝罪を表明していないというなら、そうなるためには、韓国や中国のチャプリンやメル・ブルックスが誕生して「珍説アジア史」のごときコメディを創るほどにならなくてはならないのだろう。


2014-01-13 [長年日記]

_ トップページの絵やっと変えた。12月も更新しなかったもんな。最近は何かと道庁。しばらくこの手の折衷建築ばかり写しに行こうかな。クルム伊達公子頑張ってんなあ。こないだの雪かきはともかく俺はこの半年体が鈍りまくってる。風邪もそのせいかもしれん。仕事は比較的順調だったからバランスを取るということは本当に難しいものだと思う。普通にやっていくだけでも難しい。そこから一つ抜きんでるための努力ってどれほどなんだ。つくづく思う。ウルトラCなんてないんだ。鋼の肉体も一食一食食べている物でしか造られないように、ゴールドエクスペリエンスも日々の考え一つ一つの結果に過ぎないのだ。これを想え。ウルトラCなんて無いんだ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [綺麗に撮れたね]

_ けい [モチーフがいいから誰がとってもあんな感じになるんだよね]


2014-01-14 [長年日記]

_ そういうわけで病み上がりにも拘らずしっかり深残して帰ってきてしまった。会社から駅までのバスも丁度間が空いてたので寒いから歩いた。ほぼ30分。2キロくらい。久しぶりにウォーキングしたわけだが、帰り道はたまに暴漢が出て社員が被害に遭ったりすることもあってちょっと物騒なのだ。なるべく明るいところをよって歩いた。でも永野亮くんの「かえりみち」なんか口ずさんだり。深夜のスーパーで「なんか買うものがあったなあ…そうだタラコ」と気づいたらニヤニヤが止まんなくなって困った。タラコってなんであんなにうまいんだ?なあ?


2014-01-15 [長年日記]

_ しまったなあ、今日が歌会始だったのか。披講が聴けるほぼ年に一度の機会だったというのに。かくなる上は自ら歌を詠進して松の間に参内するしかないのではないか。ちなみに来年のお題は「本」。本には思うところは数々あるのだし。


_ 超離散表現と、Azzaliniの歪んだ分布関数という二つのトリックを組み合わせると、物理的意味とかはともかくとして現象を救いかついたるところ微分可能な一価の関数がいくらでも構成できてしまうようだ。これにふさわしい、線形時間で解が得られる最小二乗法のやりかたを指定できれば鬼に金棒、仏に御坊、尼に女犯坊だ。


   ステマのつもりはないのだが、俺んちのあるあたりに灯油を配送してくれる得難い業者を見出した。これでいろいろ捗る。 ゼンギョウサービス。横浜・川崎あたりで巡回。メールで注文もできる。ありがたいこっちゃな。

_ あーりんが自宅で足を骨折。佐々木プロかわいそう。。。


2014-01-16 [長年日記]

_ 久しぶりにC++でSTL使ってコード書いたら(まあソラで書くことはできなくてネットでいろいろ調べはしたが)、10年くらい前に学習したことを思い出した。コンテナもイテレータも思い出した。STL使うと安心だ。また一つ捗った。


_ 日経読んでたら、政治学はただ乗りの研究をする学問だとか書いてあった。民主主義の政治であればこそだと思う。


_ 統計リテラシーの参考資料を自分なりに作ってみようかな、と思って、大学の頃にちょっと学んだことから章立てを考え始めた。「統計学序説」と題して社会学としての統計学、という章のタイトルをパワポに書いてみた。もちろんケトレーの業績に触れないわけにはいかないと思ったわけだが、なんというか妙に面白く感じ始めた。ツボの一つは、ケトレーが、「平均人」という概念をリアルに考えていたということ。この言葉から直ちに想起するのは、日本顔学会でやっていた東大生10人だか100人だかの平均顔だ。リンクを張るために調べたら22人だった。22人がサンプリングバイアスを持っていないとは言えないと思うが、何か示唆に富んでいる。俺はこの手の研究は観相学と結び付けることで面白い成果が出てくると考えている。ツボのもう一つは、ケトレーが自分の方法を「社会物理学physique sociale」と呼んでいたことだ。この言葉からは二つの事柄が想起される。一つは、市場の挙動を臨界現象の物理学の方法論で表現したアレクサンダー、じゃなかった、スタンレー、そして故・マンデルブロ、あるいはわが高安秀樹の「経済物理学」という言葉であり、今一つは、かのC.G.ユングが、自らの方法論を「私の"科学"」と呼んでいたことなのである。科学は万学の鑑であり、物理学はさらにその鑑なのである。優れた統計学者であったナイチンゲールがケトレーに師事した、ということもまた忘れるわけにはいかないことだ。


2014-01-17 [長年日記]

_ 終日社外の方と一緒に打ち合わせでたいそう疲れたのだった。だが、業種の異なる方々とのコラボは新鮮で、別の取り組みをしていても共通の問題意識があったりすると共感が生まれる。そういうことが楽しいと思うような仕事の仕方は、どうしてか若いころにはできなかった。きっと、協業を力関係で進めようとした"悪い大人"のまねをしていたのではないかと思う。立場の異なるこちらの問題意識に歩み寄ってもらうためには、それを伝える手間を惜しんではいけないような気がして、ちょっと資料の準備にも手間がかかってしまったのはやむを得ない。


2014-01-18 [長年日記]

_ そういうわけで昨日が睡眠不足でだいぶ疲れてたので、一度ゴミ出しをしてからまた少し寝て、11時少し前に起きた。それから英会話の宿題をやって、身支度を整えて英会話に出かける。今日はhomonymとhomophoneの学習から始まった。

「汝、homonym識らずや」

「識らず」

「homophoneやいかに」

「そはheterophoneの対義語なり乎。されどわれheterophone何たるは識らず」

heterophoneと言う言葉はおそらく無い。homonymは同音異義語と言われるが先生の説明では綴りが同じで意味が異なる語。homophoneは音が同じで意味が異なる語、とのことだった。crossにはクロスの他に怒ってるという意味があるのだそうだ。

先生は怒ってるバツ印の漫画を描いた。なぜクロスなのかと聞いたがそれはわからない。俺が日本の漫符でこめかみにバツ印の血管が浮いてる記号があってそれが怒りを意味するのだと良くわからないことを言ってみたら、先生は、英語でも"burst a blood vessel"と言う言い回しがあるのだとおっしゃったのだった。クリストファー・クロスはニューヨーク・シティ・セレナーデを怒りながら歌っていたのだろうか。あ、こっちのほうがジョークとしてはわかりやすかったかもしれない。


2014-01-19 [長年日記]

_ [音楽] ダミアと岡本かの子

日付変わった。ダミアのシャンソンを聞いてる。夜中に。「暗い日曜日」聞いてると気が滅入るw ところで、岡本かの子が「ダミア」という一文を書いていたことがわかった。「うめき出す、といふのがダミアの唄ひ方の本当の感じであらう。そして彼女はうめくべく唄の一句毎の前には必らず鼻と咽喉の間へ「フン」といつた自嘲風な力声を突上げる。 「フン」「セ・モン・ジゴロ…………」である。」
 この曲は"C'est Mon Gigolo"という曲で、これを読むまで聞いたことはなかったように思う(でも俺のiTunesには入ってたのだ。我が家のビッグデータの容量は測り知れない…)かの子はまたこの文の中で「ダミアの唄は嬲殺しと按撫とを一つにしたやうなものなのだ。」などと言う。岡本一家(一平・かの子・太郎)は1929年に渡欧している。ダミアの活動時期と重なっているので、上記の文章は現地での体験を基にしているのだ。そこに書かれているダミア像は、俺がレコードのライナーノートやウィキペディアで読み取ることのできるダミア像とほぼ完全に一致しているのだが、そうでありつつもこの「シャンソンの『悲劇女優』」に相当な個人的な想いを仮託してもいる。まるでダミアがかの子のシャドウ的な存在であるかのように。


_ [特撮] 仮面ライダー鎧武

インベスの正体がわかってきたことで、ストーリーは悲壮感を帯びてきた。また主義の違う鎧武とバロンが共闘する局面と言うのは、戦国時代を仮面ライダーの世界でやってみるという本来メインテーマであったであろう流れに沿うもので、今回は見てて少し安心した。やっと始まったという感じ。


_ [新聞を読んで] 「光秀の定理」

時間があれば読んでみたい本が紹介されていた。ちなみに古新聞を読んだので、情報は最新ではない。垣根涼助という人の書いた「光秀の定理」である。この中に、光秀が4つの進軍ルートのうちどれかを選ぶという話が出てきて、この問題は「モンティ・ホール問題」であるとされているらしい。モンティ・ホール問題は、1)正解を一つ含む3択問題をはじめにランダムに選ぶ場合と、2)そのうちの一つが誤りであることを知ったのちに残りの2択からランダムに選ぶ場合とで、正答率が変わるかどうかという問題。その答えは「変わる」、すなわち1/3から1/2に上がる、と言うことは理解できるが、では、もし1)を行った後に2)を行なうとして、回答者は1)で選んだ選択を2)において変えた方がいいのかどうか、ということになると、それは変えても変えなくても一緒だ、と大抵の人は考えるのではないかと思う。が、それは誤りなのだそうだ。
一方良く似た問題に「三人の囚人の問題」があり、そのことは2012/5/10に書いた。三人のうち1人だけが恩赦となる囚人の問題の場合は、主人公である囚人Aが看守からある情報を聞く(『A以外の二人のうち、処刑されるのはBである』と言う情報)前と聞いた後で、主人公が恩赦となる確率は変わらない。つまり、この似たように見える二つの問題において、前者においては事後の確率が変わり、後者においては変わらない。前者で与えられた情報は有益な情報なのに、後者において看守が与えた情報は主人公にとってはなんら有益な情報ではなかったのである。
 ひとことに、「だからベイズ推定の知識を使ってちゃんと計算しないといけない」と言ってしまうこと自体はたやすいことだと思うが、この二つの問題の違いを明確に述べることができるといろいろ捗るのだとも思う。前者で事後確率が変わる理由はいろいろな説明がなされるが、たとえば、「3つの選択肢のうち少なくとも一つは間違い」と教えられてもそれは単に三択問題であることをまた言われただけだから、有益な情報にはならない。次に、もし最初にAを選んだあとで、「選択枝A、B、CのうちBは間違いです」と言われたなら、再度AかCかと選びなおすことには一見意味がないように見える。では、もし最初にAを選んだあとで「選択枝A,B,CのうちAは間違いです」と言われたなら、そのあと選択枝を選びなおさない者はいないだろう。このケースがありうることを明示していないところに、モンティ・ホール問題を直感で解いた時に人を誤らせるトリックがあるのではないだろうか。ただ、正しい説明になってるかどうかはわからないので丸写しして宿題の答えにすることはお勧めできない。
 以下は数学的な解釈では全くないのだが、行動の科学としては考慮すべきことだと思うのでメモしておくが、直感が失敗する理由はほかにもたくさんある。3人の囚人の場合、処刑される予定のBがAにとって憎い人間だったなら、その情報はAに対して一種の喜びを与えることだろう。そしてそのあと、もし自分がBとともに処刑される対象であったことを知ったなら、その時のAはとても冷静に物事を判断できはしないはずだ。モンティ・ホール問題においても、選択肢を変えずに結果間違ってしまった時と、選択肢を変えたのに結局間違ってしまった場合の、自分の判断に対する後悔の度合いを考えてしまったならば、やはりそれは理性的な判断の妨げとなりうるのである。


_ [読書] 「快楽の奥義」代々木忠、角川、2012

 ディープパープルのCD聞きつつ書いてるとこ。草食系の時代とかサトリ世代とか言われる今へのヨヨチュウの警告の書である。以下気になった部分引用。
  (代々木さんがピンク映画の世界に飛び込んだ頃は)小林悟や若松孝二や向井寛といった個性的な男たちが、ピンク映画でバリバリに活躍していた時代だ。当時から社会性の強い作品が多かった若松孝二の周囲には、後に日本赤軍のメンバーになってレバノンで逮捕される安達正生、『ルパン三世』の脚本家としても活躍した大和屋竺(あつし)などが集まっていた。1960年代〜70年代、日本中が「政治の季節」だった時代である」
  「初期のロマンポルノには、いまも名作と言われる作品が多い。宮下順子、田中真理、神代(くましろ)辰巳、崔洋一、周防正行、滝田洋二郎。そして、若くして亡くなった森田芳光ら、当時を知らない若い人が聞いたら「えー」と驚くようなビッグネームが、ロマンポルノの監督としてかつやくしていた。」
  「監督としてではなく、ただのスケベオヤジとして見たいものを撮ろう。それが、『ザ・オナニー』だった。」←代々木さんの代表作なのだが、いまさらだが、「ザ」じゃなくて「ジ」とすべきではないかと思う。
  「かつてセックスは、女性に教えてもらうものであり、やりながら学んでいくものだった。」
  「「勃たない」ことで自信を失う、という男は多いが、不思議なことに「女がイカない」ことによる自信喪失はあまり指摘されることがない。実際はこちらの自信喪失の方が男にとっては深刻なケースがあるのだ。勃起不全だけならED治療法はいろいろある。最近はバイアグラと言う強い味方もあり、これはAV男優もよく利用する。パートナーの協力でEDが治るケースもある。/しかしパートナーである女性が「イカない」ことは、男にとってかなりのダメージになる。むしろそれが原因でEDになる場合もある。精神状態も悪くなり、仕事に影響が出ることも少なくない。これは「どちらが悪い」と言い出す前に、男性でも女性でも、まず「自分から」相手に向かって心を開くことでしか解決ができないのだ。」
  「つらい過去を抱えた人間と向き合うのは、なまやさしいことではない。多重人格の女の子たちと必死で向き合い、AVを撮る過程で、僕の方が鬱病になってしまったこともある。信じてもらえないかもしれないが、トラウマを抱えた女性には、多重人格者が驚くほど多かったのだ。」
  奥付より、代々木忠プロフィールの一部。「(1974年、)プロデューサーとして、山本晋也監督に痴漢シリーズなどを撮らせ、成功する。」


2014-01-20 [長年日記]

_ まだまだまだ喉がつらい。熱ない。だるい。早寝。


2014-01-21 [長年日記]

_ 今朝も今一つの調子だったが一日他社の人との仕事があって休めず。でもちょっと捗った。SSHで鍵つくるなんて初めてやった。結果的に仕事は残ってしまったが、ちょっと興味あって家でもサーバーで遊んでみた。TeraTermでは公開鍵認証がどうやらできたようだが別のターミナルソフトだとうまいこと行かない。鍵は結局サーバーサイドで作ったのが使えたようだった。まだ仕組み良くわかってない。


2014-01-22 [長年日記]

_ SSH認証続き。問題はどうやら公開鍵を転送するときにアスキーになってなかった辺りにあったようだ。うわー、ありがちな話。はずかしー。でも、だからサーバーサイドで造った鍵だとちゃんと認識したわけね。ナットク。


_ 「しょんないTV」の録画見た。瀧さんと広瀬アナが沖縄久米島でわらしべ長者。沖縄ムームーを着る広瀬。おや?あんた実は巨乳だね?まあちょっと知ってたけど。物々交換でヤギの子供を手に入れて海岸を歩く瀧さんと広瀬。なんてシュールな絵なのだろうか。


_ 「アオイホノオ」で紹介されていたDAICON3(1981)オープニングアニメを、この年になってやっとYOUTUBEで見ることができたんである。当時のSFファンなら大歓喜するような内容で、おー無限ミサイルだパンクドラゴンだUSSエンタープライズだなんて俺もだいぶ楽しんだ。パワードスーツの走り方が「未来少年コナン」のロボノイドの走り方なんだよなー。


2014-01-23 [長年日記]

_ バオーンの夕べの抽選にはどうやら外れたようだ。カナシス。


2014-01-24 [長年日記]

_ 外れた通知。

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_ そういうわけで残念ながら第1回バオーンの夕べには参加することができない。ニコニコ生放送で今週土曜16:30から放送するらしいのでまあそれを見るか。まずい、用事と重なってるかもしれない。

一方、もう一つこちらはうれしい通知が届いていた。国際学生証を無事取得することができた。これでマイクロソフトのDreamSparcのサービスが受けられるばかりでなく、通常の学生証よりもさらに割引が利く範囲が広がったようだ。写真撮って手続きの料金にさらに1700円ほどかかったのでしっかり本を取らせていただき、学生生活を捗らせようと思う。
 そういうわけで割引の利くお店を見てみたのだが、ハードロックカフェで1割引き、AIR DOで通常料金の5割程度、ホテルは東急イン松江とホテルエクレール博多だけで2-3割引き、フェリーが1-2割引き(多くは2等のみ)、あとは通常の学生証とあまり変わりないように見える。本当に威力を発揮するのは海外に出る機会のある場合、ということのようだ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [AIR DO半額近くはおとくだわね。]

_ けい [そうか?早割とかとはたぶん組合わせられないんだと思うぞ。]


2014-01-25 [長年日記]

_ 鉛筆削ってたら、何度も何度も芯が折れてもとの2/3くらいになってしまって補助軸使わなくてはいけなくなってしまった。いつの間にか曲げたりして内部でボキボキ折れてしまったのか?ユニの品質が悪くなったのか?いずれにせよ捗らん!


2014-01-26 [長年日記]

_ 久々にやっちまった。HDD容量足りなくなってキョウリュウジャー後半と鎧武の録画失敗。ううむ。キョウリュウジャーは今日最終回だったのだ。鎧武は東映チャネルで放映の可能性あると思うが。うう、已む無し。「ももクロちゃん」見て我慢してるとこ。


_ [読書] 「リヒトホーフェン日本滞在記」上村訳、九大出版会、2013。

リヒトホーフェンと言う名前に何となく聞き覚えがあったのだが、シルクロードを定義した地理学者と言うことである。もしかすると、第1次大戦中に活躍した「レッドバロン」ことマンフレート・フォン・リヒトホーフェンの名で聞いたことがあっただけかもしれない。ともかく地理学者のリヒトフォーヘンは、1860〜61年と1870〜71年の二度、日本に滞在して後者の機会においては中山道を旅したようである。同時期の少し後に、イザベラ・バードという女性が日本奥地の旅をしたのに先立つこと8年以上である。この和訳書のことは訳者が日経の文化欄に書いていたことで知った。アマゾンでは一時的に品切れとのことで、九大出版会から直接取り寄せたら、その品切れで迷惑をかけているという理由で送料は無料となった。久しぶりに楽しみな読書となる。思い出したが、アーネスト・サトウの日記は読破したんだったかなあ?


 「日本の話芸で」川柳川柳の「映像グラフィティ」やってるのを見てる。この人の芸を聞いてると、昭和は遠い昔のように感じる。10年以上前に同じ人の「歌は世につれ」と呼んでいた演目を覚えている。しっかりとした音程で歌を交えるグラフィティ。今はこれを「川柳ガーコン」と呼んでいるらしい。高田浩吉の歌、ちゃんと聞きたいと思い始めた。

2014-01-27 [長年日記]

_ 永井一郎さんもとうとうお亡くなりになってしまった。佐渡先生も懐かしいけどファーストガンダムでは山ほど脇役の声をやって冨野氏に「便利屋みたいに使ってしまって…」と言わしめたことや、名探偵ホームズの「青い紅玉」で一人二役の掛け合い怒鳴り合いをやってたこととかいろいろ忘れられない。さようなら…。


_ [音楽] ヤニス・クセナキス。

会社の報告会で「ポリトープ」と言う言葉が出てきたのでウィキペディアで調べたらこの作曲家が出てきた。この人は作曲家と言うだけでなく建築家でもあった。理系の人。だからその知識を生かした作曲をすべきだ、とメシアンに言われて数学のグラフをモチーフにした作品を作ったりしたのだそうだ。この人の作品は聴かなくてはならない、と思った。


_ [統計学][コンピュータ] R AnalyticFlow。

R AnalyticFlowというのが無料で利用できるのは初めて知った。画面右側のウィンドウでノンプログラムGUIを使って積み木でもするみたいに計算フローを作っていく。これは楽しそう!

R AnalyticFlow
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [ガイさん]


2014-01-28 [長年日記]

_ カツ代さんもお亡くなりに…


_ [新聞を読んで]赤。

景気が良くなると鮮やかな赤の化粧が流行る。これは資生堂の社長が言ってたことだから信じていいと思う。赤は自己主張の色で、好景気だと主張したくなる気分が強まってくるのだと言うことだったと思う。きっと発情期の猿の尻が赤くなるのと同じような現象だろうと思うよ、俺は。


_ 深海から流れ着くものあり。一つはリュウグウノツカイ。男鹿半島の沖で網にかかって珍しいことに生け捕りとなったらしい。地震の前兆と言う噂がある。今ひとつはダイオウイカ。NHKスペシャルで怖い目をしたその映像が捕らえられたことは記憶に新しいが、その後続々と浜辺に打ち上げられたというニュースが届く。これはもしかするとマーフィーの法則なのかもしれない。めったに見られないものは一度人の目に触れるとその後はありきたりに見られるようになってしまう。←そんな法則はまだ誰も見出していないのでは。だがもしこれが法則として認められたとしよう。一方で、人は自分の見たいものしか目に入らないという認識論的な法則は広く言われることだ。すると、今まで生きたリュウグウノツカイやダイオウイカがあまり人の目に触れなかったのは、人がそれを見たいと思っていなかったためなのかもしれない。うう、猫トースト永久機関みたいな画期的なアイディアを考えようとしたのに上手く行かなかったな。


2014-01-29 [長年日記]

_ 都知事選挙と言えば、マック赤坂と外山恒一だなーと思って、夕べはマック赤坂の動画を見てた。一方外山恒一なのだが、昨年のトークライブの動画がYOUTUBEにアップされている。見てみたら、あーちくしょう、こいつ妙に人懐っこくて朗らかじゃねえか。まあそうかもなあと思ってたんだが。けっ。


_ [統計学][コンピュータ] R AnalyticFlow続き。

あたりまえなんだけど、Rの実行をヒストリーとして共有するのと、ワークフローとして共有するのとでは少なくとも見てくれは全然違う。フローのファイルをポイッと人に送る。その人がRAFを起動してフローファイルを開く。すると、一連の作業がおとといの俺の日記に貼ったような感じでグラフで見えるわけだ。必要なら中身の式だの関数形だのもすぐわかる。これだけでもかなり他人とのコラボが捗るような気がしている。


_ [歴史] History of Britain: Life Before the Romans(BBC)

できることならDVDで入手したいところだが、出てないようなのでyoutubeで視聴。一回では要領を得ないが、紀元前のブリテン島では多くの青銅が算出されていたとか、ストーンヘンジばかりかシーヘンジというものもあってサークルの真ん中には上下逆さにした木が埋められていたとかいうことを紹介している。地下の世界には別の次元があるのだ。でもやはりよくわからなかったのでまた時間作ってもう一度最初から視る。ネットで「ブリタニア」と検索すると多くが「コードギアス反逆のルルーシュ」にヒットしてしまって面倒くさいことこの上ない。まあ結構面白がって見てたけどね、ルルーシュ。


2014-01-31 [長年日記]

_ 「もーすぐタモリ倶楽部はじまっちゃうなー」とか思いながら帰宅する深夜。ふと思った。いいともを止めちゃったらタモリさんは旅に出かけてしまうんじゃないだろうか。


_ この日記RSSフィードを使ってるのだが、ちょこっと変更を加えても反映されて更新のアラートが立ってしまう。編集画面の「ちょっとした修正」欄はこういう時に使うんだったのか!全くわからなかった。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

_ きだ [RSS便利に利用させて頂いてます。更新時間や、以前の内容もマメに見直しされてるなぁとか、マニアの楽しみです。 ツッ..]

_ けい [ そーなんだよねー。古い日記時々眺め返すんだけど、誤字が見つかると(結構多い)「きだにツッコまれる前に直さなきゃ」と..]

_ きだ [人名以外は野暮かなと思ってましたが、期待されてるなら応えねばなりませんな。(^^; 読み返されてるとはさすがです。..]

_ うにゃ [毎日夜遅くまでダネ。休日は休養してね]


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