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2011-04-02 [長年日記]
_ あっぱれ(KANAGAWA大行進)の時間になった。最近マメにTV消してるので、予約放送の10分前になると電源が入り、直前まで受信していたNHK総合を受信する。4日から始まる朝ドラ「おひさま」の前宣伝番組をやっていた。おはなはん出てきた。「おひさま」の舞台は安曇野。安曇野と言えば塩の道を歩いて訪ねた思い出のある土地なので見てみようかなと言う気になっている。ヒロインの友達にウルトラマンマックスのアンドロイド・エリーが出てるのも少々気に掛っている。
今夜の「あっぱれ!!」は葉山。このへんも確か歩いたことあるよな、海辺なのに登山みたいな恰好して。三崎アナ今年も続投。
2011-04-03 カメラ持って神奈川宿場散歩(1) [長年日記]
_ トップページの画像を差し替えようと思って近間を散歩。
_ 画像多いので続く。
2011-04-04 カメラ持って神奈川宿場散歩(2) [長年日記]
_ 今BSで「東京物語デジタルリマスター版」放映中。尾道言葉でありがと、とか言ってる。そんなことには関わりなく昨日の続きの画像。
2011-04-05 [長年日記]
_ 腰痛し。他に理由が思いつかないからきっと風邪のせいと思う。昨日ヨガ、今夜もヨガ。予定では木曜も土曜もヨガ。今日のクラスでは"むずかしいハトのポーズ"というのが出てきた。つるはしを持つみたいに片足を肩越しに抱える。全然できなかった。前後開脚180°に加えてさらなる目標ができたというわけで。
2011-04-07 [長年日記]
_ iTunesのインストールがしばらくできなかったが試行錯誤の結果ようやくできた。何がどうなってたかわからないがBonjour.msiがムカつく。
今週はヨガ週間。桜のせいばかりじゃないだろうが春の心がのどかじゃない上に風邪引いた。今夜経絡ヨガにいって食欲無いが軽く回転寿司をつまんだらやっと気分が改善方向。自信と言えるものが全く無い。
2011-04-08 [長年日記]
_ 腰の痛みは治ったようだ。同時に風邪も、ほぼ。
「おひさま」の録画を見てる。原田知世(="ともちゃん"。"も"にアクセントがあるのが正しい呼び方であるらしい。とり・みきによると)には薄幸の美女が今ひとつ似合わない気がするのはデビューの頃から知っているせいだろうか。子供たちが常念岳に登る。標高2,857m。結構大変な登山なんじゃないのかな。私はこんな高い山に登ったことないな。番組中ほぼかならず大王わさび園のせせらぎと道祖神が登場する。懐かしい風景だ。まあ懐かしい風景は日本の至るところにあるのだが。
改めて見るに、ともちゃんは余り上手な役者にはなれなかったようだ。演技力で言うなら川奈まり子なんかの方がよほど上だなあ、なあんて思ったりして。でもエロは演技とは言っても演技じゃないところが多いからなあ。やはり比べることは適当ではないか。
そうそう、この番組、俺の好きな若尾文子さんが語りで登場してる。最初に出てきた斉藤由貴はなんか余計な感じ。アイドルの未来は厳しいな。というかアイドル時代から見続けているこの身が辛いというべきだろう。そして、歳相応に賢く生きることのできない自分と比べてみたりすると…ああもうなんだか春なんだなあ。食べ物の腐ることを心配しなくてはならない季節。
CiNiiのライセンス更新するためにまた放送大学に行ってこなくてはならない。
2011-04-09 「おれは泣かなかった。然しもう少しで泣く所であった」−『坊っちゃん』夏目漱石− [長年日記]
_ 午前中雨。午後は曇り。タイトルの引用文は、筒井康隆の文章のように記憶していたのだが、全然違った。
_ [漫画] 「進撃の巨人」第4巻。
最近新刊で漫画買うことも少なくなってきた。漫画に限らないな。巨人との闘いに参加した頃のエレン達のエピソードがメイン。多彩なキャラクタはどことなく「バトルロワイヤル」を彷彿とさせる。年頃も近いせいだろうか。前巻か前々巻くらいで「いきなり後ろから切りつけてすみませんでしたぁ」みたいなこと言って巨人に屈服したことを後悔してる女の子のエピソードの病み具合がなかなか良い、と思った。
_ [猫の額] ルピナス。
外出先から帰宅する途中、良く通るのに気付かなかった園芸店に気付いて立ち寄る。アンティークなブリキ缶とか置いてあってなかなかお洒落なお店。ルピナスが安かったので買ってきた。子供の頃北海道の家の庭に沢山のルピナスが咲いていたことを今も覚えている。ルピナスと呼んでいた人は誰もおらず、昇り藤と呼ばれていた。実はちょっと枝豆のようで、多分食べられないのだろうが、この植物がマメ科であることを伺わせる。後日知った藤の実も鞘にくるまれて堅いが、碁石くらいのそれに比べるとルピナスの種はもう少し小さい。夏の花だが、暑さにはめっぽう弱いようで今までにまいた種は花を付けたことがほとんどない。今日は株を一つ買ってきた。マメ科だから植えておくと土に窒素が増えるんじゃないかな、と期待して。明日薔薇のそばにでも植えようかと思う。他にラベンダーを2種類、コリアンダーの種を一袋。おととし位に収穫したコリアンダーがまだあるが、そろそろ種としても香辛料としても使えないのではないかと思う。意外に沢山の実がなるので、カレー作りには重宝する。ローレルは常に収穫できる。あとは唐辛子も植えておけば、胡椒とクミンとクローブとカルダモンとシナモンとターメリックを用意すればカレー粉ができる。足りないものの方が多い。
_ いつしか4月も中旬に入ろうとしている。GWの事を考え始めた。どこかに出かけることを思う前に、今年も立ち寄りたいと思った場所がある。横浜の開港記念館。この庭にあるメイフラワーの赤い花を今年も見に行きたいのだ。
_ 筒井康隆の文章が今日の日記と関係あるのかって?「我が良き狼(ウルフ)」の主人公の呼び名がルピナス・キッドなのさ。ルピナスと言う語はこの作品で初めて知ったと思う。後日その意味を調べて昇り藤のことと知れたのだとも思う。そういえば「宇宙の坊っちゃん」ってのもあったな。かんべむさしだったか。
_ 先日のBonjour.msiがムカつく件で思い出した。グリコだったか不二家だったかのカフェオレのコマーシャルでパリジャンを気取った男が癖のある口調で「ボンジュール」と女性に声をかけるシーンが嫌いだった。今も思い出してちょっとムカついてる。
_ 1929の関東大震災の3か月ほど後のこと。神奈川の丹沢で本震に匹敵するくらい大きな余震が起こったとのこと。そういうわけなので、まだまだ安心はできないのだけれど、この先数カ月心配し続けている訳にもいかない。備えよ常に、ということだろう。
「備えよ常に」の出典を忘れていた。ボーイスカウトのモットー("Be prepared.")だった。学習子供百科で覚えた知識だと思う。
_ あと、思いついたこと二つ。
・腐葉土とフィヨルドって、似てるよね?
・「そなえよつねに」と「よたれそつねな」って似てるよね?
(よたれそつねな:「いろは」を七文字づつ区切ると「いろはにほへと」「ちりぬるをわか」「よたれそつねな」…となる。その七文字目を続けて読むと「咎無くて死す」となりぬることは有名)
2011-04-10 「さくら さくら 僕、直太朗。 良子の息子 (以下略)」−森山直太朗「さくら(独唱)」− [長年日記]
_ サクラ・ソングはもういらない。←誰かこんなタイトルで一曲作ってサクラ・ソングに永遠に終止符を打って欲しい。まあ今年はもうすぐ聞こえなくなることだろう。だいぶ散っている。
被災地支援ソングももういらない。誰が歌ってるかわからないようなそんな曲を聞くたびに揺れてもいないのに体が揺れているような気分になる。
2011-04-11 [長年日記]
_ 雨。会社出る直前強い地震。電車止まらずよかった。
夜ヨガ。男のインストラクターは初めて。いろんなインストラクターさんがいて皆さん少しずつやり方が違うが、「ヨガ」という範疇を著しく逸脱してるクラスは今のところ無いように思う。生きることそのものと同列に置いていたい。そしてもっとステップアップしていきたい。
2011-04-13 "Don't think. Feeeeel!"−『燃えよドラゴン』Mr.リーのセリフ− [長年日記]
_ [映画] 「燃えよドラゴン」など。
あまりにも有名な「考えるな、感じるんだ」の場面に先立ち、サモ・ハン・キンポーとの模擬戦のあと、Mr.ブレイスウェイトに会うまでの間に、Mr.リーは師匠と語り合う。ハンの要塞島のトーナメントに行くことの動機付けとなるシーンなのだが、記憶になかった。
その他いろいろとダビングしたDVDをちょっとづつCD/DVDウォレットと言うケースに収納し始めた。うず高く積んでいてたびたび余震の影響を受けて崩れているため。メディアの値段など考えると決して安くついてるとは限らないのだが、それでも放映されている映画など一生懸命DVDに落としている。そのくせ、何度も見た「燃えよドラゴン」なんかを見返してたりするんだから、録画を全て見終えることなど残りの一生かけても無理なのではないか。もちろん、その中のいくつかに「録ってて良かった」と思えるものがあればそれでいいんだが。高い教科書を意気込みだけで買いこんで最初の20ページにでも目を通せば良い方、という積読生活に比べれば確かにコストは低い…だろうか?
_ 見続けてしまっていて、今、要塞島の工場。上半身裸になったMr.リーを見て、思わず「あ、エガちゃん…」と思ってしまう。去る者は日日に疎しと言うことか言わないことか良くわかんなくなった。
2011-04-16 港北祭り。 [長年日記]
_ 港北祭りその1:「あっぱれ!KANAGAWA大行進」
今夜のあっぱれは白幡池公園からスタートして白楽の六角橋商店街、東白楽のたち花というわんこそば屋、最後にサリサリカレー。以前美貌の同僚と行ってわんこ対決した席の隣にデビさんと三崎さんが座った。感激した。サリサリカレーはパキスタンカレー。うまそうだ。今度必ず行く。
_ 港北祭りその2:「出没!アド街ック天国」
この番組はほとんど見たことが無いが、綱島が映る、と、午前中行ってたジムのヨガの先生が言ってたので録画。この番組名「アドマチック」じゃなくて「アドカイック」って読んでたんだよな。。。温泉をはじめとして知らない面白そうなところが沢山あるなあと思った。銭湯草津湯にも行ってみようかな。堂々の第1位はラジウム温泉東京園。未だに宴会場にはお年寄りが集まってくるようだ。ここで昔ボイラーマンとして働いてたのが三橋美智也だったとは。
_ そういうわけで、今、横浜市港北区が来てる。私んちは港北区ではないんだけどね。
_ [食べ物・飲み物] フランスパン。
今日のはいつものと何が違うかと言うと、フランスパン専用粉ではなくて強力粉160g+薄力粉40gを使った点。あと、イーストをぬるま湯に解いて15分ほど予備発酵をさせたのだが、ぬるま湯にすることだけ考えてて硬水を使うのを忘れた。このときのために散歩の途中で見つけてVittelを2本買っておいたと言うのに。あと失敗したと思ったのは、2次発酵のときに生地を棒状に成形しなかったこと。仕方なく2次発酵60分したあとで形を整えて、30分発酵を追加した。これは失敗だったかなと思ったが、結構旨く出来た。皮がいつもより硬くなったのは多分2次発酵後にガスを抜いてしまったせいではないかと。今回は生地に塩1小さじ半分と砂糖小さじ2杯を加え、Lアスコルビン酸を小さじ半分ほど入れたので、ちょっと塩味が付いている。明日の朝食が楽しみだなー。パンを自作すると翌日の朝食が楽しみになると言うのは良いことだと思う。
ところで、この画像にも見えてるが、フランスパンを焼くときに、生地に切れ目を入れる。旨く行けばこの切れ目の所がもっと広がるのだが、今回のは旨く広がっていない。この切れ目のことをクープと言い、クープを付けるための剃刀を「クープナイフ」と言う。以前この日記ではこれを間違えて「ケーパーナイフ」と呼んでしまった。そういうナイフは実在するのだが、アウトドアで使うような別物。似てるから間違えて覚えたんだよう。
2011-04-17 「お前には失望した。好きな食べ物は親子丼だ」−碇ゲンドウ− [長年日記]
_ いや、碇ゲンドウは赤木母娘を両方食べちゃったから親子丼が好きなのだと言うことで、まあその…。
_ [食べ物・飲み物] その1、親子丼。
主食が親子丼で、おかずは親子丼の具。まあ要するに具をたくさん作ったと言うことだが。もっとふっくらできるはずだったのだが、その2の方にも卵が必要になったので卵をケチってしまった。_ [食べ物・飲み物] その2、シュークリームを作ろうとしたのだが…
10年以上前にトライした時も多分こうなったと思う。画像は唐揚げをマヨネーズで食べようとしているように見えるが、そうではない。皮が旨く膨らまなかったので単なる厚手のクッキーになってしまったのだ。しかたなくクッキーにカスタードクリームを付けて食べることにした。レシピを見る限りイーストもベーキングパウダーも使わないのに、いったいどうやって膨らむと言うのだろうか。新たな課題ができてしまった。 山本麗子さんの「101の幸福なお菓子」によると、卵が多いと膨らまないと言うことである。そうか、こっちの卵をちょっと減らして親子丼の卵をちょっと増やすべきだったのか。作り慣れてないものを同時に2つ作るのはちょっと無謀過ぎた。台所も洗いものでいっぱいだし。作り慣れてないから片付けながら作る技が旨く使えないんだよな。_ ネットでいろいろ調べてみた。最初に水とバターを混ぜて熱してから、ふるった薄力粉を混ぜていくのだが、そのときにバターが泡立つくらいぐらぐら沸騰させなくてはならないと書いてあるものが多い。何故なのか。でもやってみよう。
さらに調査。シュー皮が膨らむのは焼いた時に生地内部の水が蒸気になる作用であり、膨らむためには生地が糊状になっている必要がある。グラグラ沸騰させた直後に粉を投入するのはその際の温度が糊化する80度近辺になるようにすると言うことと、バターと水をよく混ぜるためと言うことである。そう言う訳で季節によっても旨く行ったり行かなかったりすることだろう。達人になれば生地を練ってるときの感触でわかるようになるかもしれない。そういう感じでやってみる。そういう感じでやってみてまた失敗したら悲しいことであろうが。。。
2011-04-18 [長年日記]
_ [食べ物・飲み物] 復シュー。
はいおまたせしました。唐揚げとジャガイモの盛り合わせ…って違うわ!←ノリツッコミ
昨日の悔しさと反省点を忘れないうちにと思ってヨガから帰ってきてすぐ作った。シュークリーム2回目。グルテンが風船みたいになるようにということだったので、フランスパンの原理を適用して硬水でバターを溶かして沸騰させた。作りだして間もなく気付いたのだが、溶かしバターに粉を混ぜて卵を加えつつ生地を練る際、昨日は確か火にかけたままやってた。卵は固化するし水分は飛ぶしで、水蒸気の風船は膨らまない方向に行ったに違いない。
で、今日は粉がバターとなじんだらボウルに移して卵を加えた。が、最初からちょっと卵を入れ過ぎて生地がダマになった。それをむりやり泡立て器やらすりこぎやらで練って、210度で10分、その後160度に設定してまた10分。終わったら放置。
そういうわけで昨日のと比べると格段に膨らんだ。しかしイメージではもっと膨らむはずだった。そういうわけなので、次は最初の焼成を200度でやる。そして卵はちょっとづつ加え、今回より分量をちょっと減らす(今回は3個)。さあ、次が楽しみだぞ。
ちなみに今回は昨日のカスタードクリームにバニラビーンズを加えたので味だけは素晴らしいものになってる。皮を口に含んでなんだかとても懐かしい味だと感じた。もしかすると若い頃の母が子供の私に焼いてくれたことがあったのかもしれない。違う記憶かもしれないが。
2011-04-19 [長年日記]
_ [食べ物・飲み物] いい加減にしな。
3日も連続してシュークリーム作るとさすがにどんどん数が増えていく。今日は口金をデコレーションケーキのクリーム絞る時に使うものを使ったせいでちょっと風情が違う。それは悪くないように思うが、絞った端のトンガリを指で押さえるのを忘れて、角のあるシュークリームに。なんか巨大なキスチョコを想わせる。でもあまり膨らまなかった。食べてみると昨日の皮よりパリッとしてる。今日は硬水を使わず、トレビーノの水を使った。卵控えめ。少し余らせた卵で卵焼き作った。今日の方がおいしい気がするのは作りたてだからだろう。もっとイメージを膨らませたい。明日はベアドパパのシュークリームでも買いに行くかな。いかんいかん、とりあえず自前の奴を食べてしまわなくては。。。
2011-04-20 [長年日記]
_ きのうベアドパパと書いたが、カタカナではビアードパパと書く方が普通なようですな。まああまり興味なかったので。東急渋谷駅から東京メトロに乗り継ぐ出入り口の辺りに1軒あるのを知ってたが、横浜だとちょっと行きにくいところにあるらしい。
_ [映画] 「続・荒野の用心棒」
パソコンでDVD見てるんだが、なんだかテーマソングの「皆殺しのジャンゴ」の声が低い。WinDVDの設定でトーンが下がってたのだ。ということは最近見てたAVの女優の声とかもちょっと低めだったのだろう。正しいトーンに戻したらあえぎ声が新鮮に聞こえてまたおかわり3杯くらい行けるようになるのかも。得した、なあ。
なんで映画に関係ないこと書いてるんだろ。この映画、テーマソングの方が本編よりちょっとだけ有名なんじゃないかと思う。私も好きな曲だ。フランコ・ネロという主演男優の名前くらいしか知らないので今頃になって本編を見てるのだが、主人公はなかなか卑怯な感じ。いかにも他所者。そこが好ましいようにも見える。オープニングでその有名な曲の中を棺桶を引きずって現れる。こんなやついないだろって感じ。しかしこの中身がなんなのかは実は本編を見るより前に既に知ってるんだよな。そう言えば「続」の付いてない「荒野の用心棒」も見てない。まあ原題的には続と続の無い作品には特別の関連はなさそうだから別々に見たって一向に構わないはずだ。だいたい主演男優が違う。
2011-04-21 「陽子さん、わたし、怨むわ。」−NHK連続ドラマ「おひさま」− [長年日記]
_ 近頃会社では昼休みの直後に3分間スピーチというのを順番にやっている。3分にこだわることも無いようなのだが、70年代くらいにはさかんに3分間スピーチの本が出ていたようだ。私はこう見えても(どう見えるの)あがり症であり、緊張のあまり言わなくても良いことを幾らでも言い続けてしまったり、妙に尊大なしゃべり方をしてしまう癖があるようなので、自分が話す番になると全く心中穏やかではない。
3分間で報告をする習慣と言うのは仕事のツールとしてはオーソドックスなものであった時代があった。今はむしろメールの文面にこそ簡潔さが要求される時代であるかもしれない。
私のスピーチの内容は10数年前、このHPを立ち上げるにいたったきっかけの話である。この話を頭の中でまとめるために、その10数年前のことを随分と思い出す機会となった。私は覚えたてのネットの楽しさにはまっていた。それが原因で家の中で骨折した。どういうことかはどこかに書いたような気もする。インターネットはまだ普及し始めて間もないころだった。こんなにも人の人生と密接に関わるものになったと改めて思う。ネットの匿名性も、やはりネットの世界は現実の世界の一部であると知られるにつれて、次第に薄れてきた。画像や動画を検索することは当たり前であり、ネットと繋がっていること、膨大な人類全体の知識を、スキルさえあれば共有できるという世界が実現したことなど振り返れば、これは人類の画期であると本当にそう思える。
だが、こういう状況であればこそ、個という在り方を突きつめることも価値のあることではないかとも思える。ガスが止まっても適当なファイヤースターターを探して火が起こせたり、安全に山肌を這いのぼることができ、自然物から自分の居る位置を特定して次の行動を間違えることなく起こすことができたり、どんな植物が食べられるのか、どこを探せば水を手に入れられるのか、またそれは本当に飲める水なのかどうかをどう判断するのか、公式を忘れた時はどのようにそれを導出すればいいのか、道端に残されたサインは何を意味しているのか、対峙する相手は次にどのような行動を起こす可能性が高いのか、病気でもないはずなのに体の節々が痛むのは何故なのか…そういうことをインターネットが無くともわかるようになれたら良いと思う。
_ 「おひさま」
いいなづけがいるのにヒロイン・陽子の兄に恋してしまった悲哀を訴えて泣く令嬢。陽子さんが悪いんじゃない、そのことはわかっているはずと言って泣くモガ志望(ああ、モガが死語であることはよくわかっています)の元アンドロイド。そしてごめんなさいごめんなさいと言って泣くヒロイン・陽子。このドラマの主眼は、女の子たちが限りなく純情であった頃に注がれている。あまりにも新鮮で思わずわたくしも3人の中に混ざって一緒に泣きたくなってしまいましたわ。だってわたくしも年頃なのですもの。年頃=49なのですが。そしてわたくし=良い年したむくつけき大和男児ですが。
_ 余震。
あいかわらず続いてる。22:35頃に今日は起きた。このもうすぐ寝ようかと言う頃に長い余震が起こるのが一番応える。震度3強と言うところだろうか。今22:40。パジャマに着替えてフランスパンの予熱してる間に膝にお灸をすえてたところにぐらぐらぐらっと来た。この状況で避難するのはあまりにも心的抵抗が強い。おお、でもDVDの山が今回は崩れなかったな。とりあえず今回も無事だった。。。
2011-04-23 [長年日記]
_ 朝、メイフラワーの苗木を植えてたらヨガに遅刻。夕方先週のあっぱれに出てたパキスタンカレーの店に行った。メニューは1種類のみ。が、感動した。その後ダイソー行ったら客同士が喧嘩してた。百均で罵り合いなんて小物すぎる。
_ [映画] 『続・荒野の用心棒』
見終わった。ジャンゴカッコいい。
テーマソング(日本語訳・二階堂卓也)
ジャンゴ お前が愛したのは一度だけ
ジャンゴ それも忘れてしまったか
生きること愛することも たった一度のことだから
ジャンゴ お前が愛したのは一度だけ
ジャンゴ おまえはいつも一人ぼっち
愛はとっくに消え失せて おまえは永遠にさすらい続ける
空に星があらわれる それはお前のため
地に薔薇が咲く それもお前のため
ジャンゴ 苦しみの後に希望が湧く
愛はとっくに消え失せて おまえは永遠にさすらい続ける
空に星があらわれる それはお前のため
地に薔薇が咲く それもお前のため
ジャンゴ 苦しみの後に希望が湧く
おお ジャンゴ − おおジャンゴさすらいの旅は果てしなく
_ 内容に関することをちょっとだけ。ジャンゴは最後の決闘を除いてほとんど卑怯だった。卑怯だったが腕がたつ。そしてモテル。生涯の伴侶という女性の名はメルセデス(と墓に書いてあった)。こういうシーンは多分クェンティン・タランティーノにパクられてると思うんだが。
_ [食べ物・飲み物] パキスタンカレーの店・サリサリ。
メニューがひとつしかないから入ると注文を取られることなく料理に取り掛かるお店の人。緊張感があった。サラダ・チャイとセットで1000円。カレーは、十分に火を通した鳥肉にスパイスを聞かせて味付けしたもの。ちょっと佃煮を思わせるが、大変美味かった。カレーの世界は誠に底知れない。
2011-04-24 [長年日記]
_ [猫の額] 初夏の庭。
昨日植えたメイフラワーの苗。夕方に夜景モードで撮ったら黄色っぽくなってしまった。小さい蕾がたくさんついているので今年咲くはず。だが、5月に間に合うのか?と言うくらい小さい。_ そういうわけだからついこないだまで早春と思っていたのにもう梅雨の前の季節と言う感がある。シソの芽が出始め、リアトリスの芽が出始め、山椒の小さな小さな花にハナアブがやってきてマイクロリットルオーダーとも思える蜜を吸っていた。ムクロジも新芽をにょきにょき伸ばしている。陽のささない家の裏手の土留めのブロックの隙間の桜の切り株から何本もか細いひこ生えが伸びている。不憫なので切り取って切り口に成長ホルモンを塗って表の庭に刺してみた。一本でも良いから根付いて欲しい。そして、家の裏手は半分くらいすでにドクダミで覆われていた。一握り収穫してお風呂に入れた。強い匂いは体には沁みつかないようで、特に汗でべとつくときには爽快に感じる。今は自家製のドクダミ茶とミントティが飲めるのだが、もう少しするとマロウが花を付ける。カモミールも上手くすればお茶になるほど花が付くだろう。そして、ここ数年ほど懸案だったローズマリーが今年は順調に増えてきている。ローズマリーはクリームシチューや鳥料理に使える他に、ビネガーに漬けて石鹸シャンプーで洗った髪を中和するリンスにもできる。それにこの香りは精神活動を大いに活発にしてくれる効果がある。今年は花も咲いてくれることを期待したい。
2011-04-25 [長年日記]
_ 土曜に録画に失敗してた『あっぱれ!KANAGAWA大行進』は月曜に再放送してる。んなわけでその録画を見てる。最近これを見ないと週が変わった気がしなくなってきてしまった。今回は小田原。ひもの工場をがっつり見学してる。
2011-04-26 [長年日記]
_ ヨガクラスの帰りに、新しくできた古本屋に寄る。村祖俊一の漫画が何冊も置いてある。なんか趣味に合う店、というか、ここは片付いた俺のうちじゃないのか?みたいな店。商品と私の蔵書が1/5くらいかぶってるように見えるが。そんな本屋どこにもなかったのになー。そういうわけで2冊買った。好きだねえ、自分。それにしても最近の綱島は自分好みの街になっている。ジムで体幹を鍛えた後はエッチなお宝を入手して性感も鍛えられるという、一粒で二度おいしい街。
_ ヨガのクラスの最中に震度4の地震があったらしいんだが、ちょうどシャワ・アーサナ=死体のポーズをしてたときだったらしく、気付かなかった。帰りの電車でインストラクタの先生と偶然一緒になってそんな話が出たのだった。このごろ、揺れを感じているのが本当に周りが揺れてるのかどうかよくわからなくなってる。
_ 早いところドクダミを収穫しなくちゃ、と思ってる。あまりほったらかしにしておくとご親切なお隣様が刈り取ってしまったり薬を撒いてくださったりしてしまう。ドクダミの使い出は数知れない。トウガラシと一緒に煎じて虫よけにすることができる。今気付いたが、唐辛子はホールで買うよりも粉で買った方がグラム当たりの価格は安いようだ。思い出した。虫よけにはドクダミとトウガラシとニンニクだ。結構高くつくかもしれない。なんかドラキュラ退治に通じるものがある。そうだ、ドクダミでお灸というのはどうだろう?艾にどうやって混ぜたら良いのだろう?煎じた液を含ませるべきなのか?ネットで検索してもそんなものは存在していないようだが…。とりあえず、艾を入手する必要がありそうだな。艾になるかどうかはわからないが、花のマルチングに使うこともできる。やはり強烈な成分が地面から花の茎を登ってくるであろう害虫を邪魔するのに役立つのだろう。
_ ムクロジに関連してサポニン、サポニンと言っていたが、サポニンはとある化学物質の総称であり、中には毒もあるらしい。活用するためにはもっと細かく調べなくてはならない。それと山椒。山椒はマヒ作用があるので魚を捕るのに使われたりしたと言う。ほうっておくと伸び放題で、とげがあったりもするから、(エッチな)お宝を届けてくれる宅配びとたちや新聞配達者などを傷つけてはならんと思い容赦なく切って捨てていたが、もしかするとこれも園芸の虫よけなどに使えるのかもしれない、と思った。害虫の気門をふさぐのに石鹸水など用いられると聞いたことがあるが、ムクロジの実もたぶんその代わりに使えるだろう。それに、実はとあるところからアセビのひこばえを切り取ってきて、例によって成長ホルモンを切り口に塗ってうちの猫の額にさしてある。これも根付いてくれたら、この先オルトランとか必要なくなる。夜盗虫なんかにも効くんじゃないか。夜盗虫、上手く変換できなくて「与党蒸し」になった。どうせなら「与党無視」と出てきて欲しかった。
_ ↑「猫の額にさした」って書いておいて、頭に絵が浮かんできてちょっとびびった。猫の額=猫の額ほど狭い我が家の庭、というほどの意味である。
_ 防災のために浄水器のスーパーデリオスを買っとこうと思ったがもうどこでも売り切れになってる。一つだけ持ってるが、フィルタに寿命があるので大事に使わなくちゃな。
2011-04-27 [長年日記]
_
今みなとみらいセキチュー。ヨガの鍛錬のために滑車とロープと思ったが、戸車はあれど滑車は無い。代わりに大きめのヒートン買った。これにロープを通し片足を吊り上げて難しい鳩のポーズに肉迫しようという魂胆。うまく行ったらオレもコンタン(←フランス語で満足の意)。
_
買い物の後そのままセキチューのカレー屋でバングラデシュカレー。でもこれは誠にバングラデシュカレーか?少なくとも私はこんなカレーをバングラデシュで食べたことがない。バングラデシュに行ったことが無いためであるのは言うまでもない。
2011-04-28 [長年日記]
_ とりあえず明日からGW.
なんかまだ木曜というのにだいぶ疲れてる。ここ数日は退社時刻の頃には眼精疲労最高潮で気分障害も感じてた。朝には回復してることが多いのでストレス起因なのだが、会社勤めも寿命縮めてるとつくづく思う。食べていくために働いているのにそのために寿命が縮まるとはこれいかに。生きる目的と手段は時に巧妙にすり変えられている。
2011-04-29 「カマートショーゼン、カマートショーゼン、カマートショーゼン…」−スティーブ・ライヒ『カム・アウト』− [長年日記]
_ 家にいる6匹の、おつむ3歳児相当のうち5匹は血のつながったキジトラである。長く暮らしているうちに彼らの特徴の違いがわかってくるのだが、それでもこの5匹が寒い日にかたまって寝ているのを見るのは面白い。こちらに気づいて一斉に顔をこちらに向ける様は、まるでキャンベルスープの缶をたくさん並べたウォーホールの作品を想起させる。良く見るとちょっとづつ違っているところがさらに手の込んだ作品のようにさえ見える。我が家にはうごめくミニマルアートがいるのである。おそ松くんのご両親は相当大変な思いをして六つ子を育てたことだろう。
_ [音楽] スティーブ・ライヒ『シティ・ライフ』
だいぶ前に買ったDVDを今日やっと視聴した。この作品は9・11以前の爆破テロ事件をモチーフの一つに使用しているが、9・11の前後でこの曲の持つ意味合いが変わってしまった(前島秀国の解説)。5楽章の構成はA−B−C−B−Aのアーチ形式(そうだ、アーチ形式だ)であり、『砂漠の音楽』など初期のライヒの作品にはなじみ深い形式。話し声をサンプリングしてライブ演奏のときにタイミングを合わせて”演奏”する。ライヒの作品の演奏には大変な技巧と練習が要るように思える。二人が向かい合わせで同じリズムパターンを手拍子で合奏する『クラッピング・ミュージック』の演奏シーンは最近Youtubeで見たのだが、誰にでも練習次第でできるはずなのになかなかできるものではないように見える。二人のうちの一方は正確にリズムを繰り返し続け、他方はリズムをひとつづつずらしていく。ずれたリズムパタンがうねりを起こし(←比喩的な意味では無い)複雑なパタンを自動生成するのは単純なジェネレータが複雑な図形を作りだすフラクタルの世界に通じるものがある。ミニマル・ミュージックの神髄と呼べるものだろう。
ライヒの解説に(ライヒのCDにはライヒ自身の比較的平易な英語で書かれた曲の解説が付いていることが多い)、楽器以外の沢山の音源を詰め込んだサンプラーは、プリペアド・ピアノの発想の延長上にある、と書かれている。プリペアド・ピアノってそういうことだったんだなー。そういう理解のもとに、ジョン・ケージやライヒの『ザ・ケイブ』などをさらに視聴していこうと思う。
_ 今日は比較的涼しい日だった。庭のムクロジがぐんぐん伸びている。巨木になる予感。さすがは市指定の銘木の種から育った木だ。少し困っている。
_ ロイヤルウェディングの中継をちら見しつつ「あっぱれ!KANAGAWA大行進」の放映を待ってしまっている自分がいた。明日だよ、放送日。
_ 「おつむ3歳児」ってちょっと「お肌30代」に似てない?そうでもないか。
_ タイトルの「カマートショーゼン」は、ライヒの「カム・アウト」というテープ・ミュージックで使われている"come out to show them"がこう聞こえる、ということで。
2011-04-30 [長年日記]
_ ひざの裏のやけどが治らない。なんでこんなとこにやけどしたかというと、膝に良いだろうと思ってお灸をすえたら水ぶくれができたと言う訳だ。そんなに大きいやけどでは無いのだけど、絆創膏が曲がってすぐはがれてしまうので治りが遅い。やむなくキズパワーパッドの大きい奴を使い始めた。
_ うにゃにゃ [足大丈夫ですか?? どこかに旅してるのかな]
_ うにゃにゃ [カメラいいうつりですね]
_ けい [腕じゃなくて完全にカメラのおかげですじゃ。]